Solo Exhibition
展覧会

真空管交響楽

牛建LABO エキシビション 2013
真空管交響楽 ー環境から空間へー

牛建務による二回目の個展。空間デザイナーならではの真空管をテーマにしたユニークなプロダクト作品の展示。
真空管とは、ガラスや金属などでつくられた容器内部を高度に真空にし、電極を封入した中空の管球のことだ。
1900年代初頭に発明され、1930年代には製造技術が確立。通信機器等に使用されていたが、1960年代以降はトランジスタに、その後は半導体に代わり、現在では一部の特殊用途以外は製造も使用もされていない。しかし一方で、オーディオや無線の世界ではいまだに欠かせない器具でありマニアも存在する。

「機能美。真空管の魅力を一言でいえば、それにつきるだろう。」機能を追求しつくした牛建務はその美しい形に取り憑かれた。今は一般に見ることのない真空管をアートとして蘇らせることで、そのフォルムの魅力とともに現代社会におけるテクノロジーとの対比を感じることができる。

  • ●会場:オリエアート・ギャラリー
  • ●企画・構成:ワタナベラジオ+teamRadio
  • ●パブリック・リレーション:内田みえ
  • ●撮影:仲佐 猛(ナカサ&パートナーズ)
  • ●アートディレクション:馬場崎 仁
  • ●協力:株式会社メタル、クラシックコンポーネンツ株式会社、株式会社サウンドテン、東京かわら版ネットワーク

<トークセッション>

会場:LATTEST(ラテスト)  ゲスト:池貝知子(空間プロデューサー)、エマニュエル・ムホー(建築家・デザイナー)、中山晃子(アーティスト)、牛建 務(主催者)
コーディネイター:飯島直樹( インテリアデザイナー)
ライブセッション:代官山王国(藤井琢也、多治見智高、祖父江太丞)

メタモルフォーゼ

牛建LABO エキシビション 1993
metamorphose ー未来からの現実ー

六本木AXISギャラリーアネックスで行われた第一回目の個展。変異を意味するメタモルフォーゼをコンセプトに、家具や照明機器が展示された。

西欧における家具の歴史は古く紀元前に遡るが、その形状は時代の変遷とともに模索を繰り返し様々な機能美を生んだ。 牛建務はそれをメタモルフォーゼと定義することで、新たなコンテクストとして位置づけ家具本来の常識を超えて、遊び心満載の作品を展開した。
あわせて、トークセッション〜商環境「過去・現在・未来」も開催された。

  • ●会場:六本木AXIS ギャラリーAnex
  • ●企画・構成:ワタナベラジオ+teamRadio
  • ●撮影:仲佐 猛(ナカサ&パートナーズ)
  • ●アートディレクション:馬場崎 仁